
北大と日本清酒㈱がコラボし、札幌キャンパスの水田で酒米を育て、日本酒を造ろうという挑戦が行われました。教育・研究の成果物である北大のお米を多くの方に味わっていただこうというもので、プロジェクトには酒造りに関心のある学生20名も参加。札幌キャンパスにある水田での米づくりから日本清酒の酒蔵での醸造まで、およそ1年をかけてオール北大米による日本酒を完成させました。
4/3(金)、報道関係者向けの説明会と試飲会が札幌キャンパスのインフォメーションセンター「エルムの森」にある「カフェdeごはん」で行われました。創基150周年記念事業を統括する横田副学長が「100%北大の酒米を使い、地元札幌の酒蔵で醸造し、そして学生が酒造りに参加しました」とアピールし、「これらの結晶として『北の閃き』が完成して感無量です」とプロジェクトの成功を喜びました。

「北の閃き」の商品名とラベルデザインを手掛けた生命科学院博士課程1年の野村郁子さんも登壇しました。酒造りにも参加した野村さんは、「人生の中でこんな経験はもうできないと思います。友人と酒蔵めぐりを楽しむくらい日本酒が大好きで、プロジェクトに参加しました。このお酒を通して北大をもっと知ってもらえたら」と話しました。プロジェクトに参加した2025年は国家試験の勉強中だったといい、「酒造りは、試験勉強のいい息抜きになりました。蒸した酒米に麹を振りかけて混ぜる作業が特に印象に残っています。貴重な体験でした」と振り返りました。
日本清酒の竹花杜氏によると、「北の閃き」はソフトな口あたりに仕上がっているそうです。「学生たちの真面目でひたむきな雰囲気が味に出ていると思います」と説明し、日本清酒の佐藤社長からは「おいしいお酒です」と、お墨付きがありました。
創基150周年を迎える年に完成した、特別な純米吟醸酒です。「北の閃き」が醸し出す、学生と職員・企業による協働の結晶をぜひ味わってみてください。
「北の閃き」
■発売開始:2026年4月14日
■価格:4,400円(税込)
■販売箇所:
北大札幌キャンパス内にあるオリジナルショップ(インフォメーションセンター「エルムの森」内)、セイコーマート北海道大学店、北大生協の店舗、日本清酒のお酒が買える量販店や酒販店など
■販売本数:2,800本
(文:広報・コミュニケーション部門 Hasegawa、写真:同 サイトウ)