1876年
ウィリアム・スミス・クラーク博士(1826-1886年)。アメリカ人教育者として、1876年(明治9年)札幌農学校の初代教頭として招かれた。化学、動物、植物学、キリスト教の教えによる道徳などを英語で教え、本学での教育に大きな影響を与えた。
1902年
新渡戸稲造(1862-1933年)。日本の教育者、思想家。農業経済学や農学の研究も行っていた。1877年、札幌農学校に二期生として入学。国際連盟事務次長も務め、流麗な英文で書かれた名著「武士道」は、世界的にも大きな反響を巻き起こし、長年読み継がれている。
1907年
恵迪寮前での記念撮影。森本厚吉(1877-1950年、1918年北海道帝国大学教授)と生徒たち。
1910年
農学教室での南鷹次郎教授(1859-1936年、1930年北海道帝国大学総長)の牧草実験。
1918年
加藤セチ博士(1893-1989年)。1918年北海道帝国大学初の女子学生として入学。日本人で三番目の女性の理学博士。卒業後は理化学研究所の主任研究員となり、有機物質の分光分析等に顕著な業績を残した。
1920年代
練習船おしょろ丸(初代)。
1931年
第一農場牛馬舎。
1940年代
ポプラ並木と予科生徒たち。
1955年
理学部創立25周年記念の学部公開。
1958年
白堊館と呼ばれた工学部建物、メインストリートと北13条通(イチョウ並木)の交差点。
1980年代
商大戦(北海道大学と小樽商科大学との体育会クラブを中心とした総合定期戦)に出向いた北海道大学応援団。
1990年代
中央ローンでの馬術部の朝練風景。
2010年
鈴木章名誉教授(1930年-)。パラジウムを触媒として有機化合物を効率よく繋げる画期的な合成法を編み出し、1979年に「鈴木・宮浦カップリング」として発表した。本功績により、2010年ノーベル化学賞受賞。複雑な構造の物質が容易に合成できるようになり、現在、医薬品や液晶ディスプレイなどの製造に欠かせない技術となっている。
2021年
古河講堂パープルライトアップ。2021年北海道大学は多様な人々との共存と共生を基盤とした「北海道大学ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)推進宣言」を公表した。D&Iキャンペーン第1段として、内閣府「女性に対する暴力をなくす運動」に賛同し、古河講堂を同運動シンボルカラーの紫色にライトアップした。
2022年
大学の社会貢献の取り組みを国連のSDGsの枠組みを使って可視化する「THEインパクトランキング2022」で、北海道大学が総合ランキング世界10位、国内1位にランクインした。