北海道大学埋蔵文化財調査センター
北海道大学の札幌キャンパス全域と植物園内は、地下にかつての人類の生活痕跡が残されている場所として、「埋蔵文化財包蔵地」に登録されています。
北海道大学埋蔵文化財調査センターは、大学構内を流れていた川の周辺で発見される遺跡の保護・調査・研究を行っている機関です。
センター内には、構内で発見された土器や石器の他、図面、写真など、たくさんの資料が収蔵されています。
大小様々な遺物が北大構内から出土しており、発掘には用途ごとにたくさんの道具が使われます。
収納箱の一つに「フローテーション用」と書かれたものがあります。
フローテーションとは、調査で採取した後、乾燥させた土を水に入れて、水面に浮いてきた小さな炭化種子の回収とともに、ふるいで水洗いして骨片をひろい上げる、とても小さな資料を採取する手法の一つです。
北海道大学ではこの手法を早い段階で発掘調査に取り入れ、現在も研究に役立てています。
キャンパス内で出土した遺物は、調査センターの展示室でも観覧できるほか、キャンパスの北側、運動場エリアにある遺跡保存庭園では、擦文文化の竪穴住居址の窪みを見ることができます。
埋蔵文化財センターを起点に、150年を超えて遥か昔の人々の生活文化を読み解きながらキャンパスを歩いてみませんか?
写真・文
北海道大学 広報・社会連携本部 150周年情報発信企画担当 行天二季子
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