第35回北大人文学カフェ/古代の「夜食」は日食の話です― 暦博士とたどる日本のこよみ ―

2025年726
  • トークカフェ
  • 一般

第35回北大人文学カフェのテーマは「日本の暦の歴史」。
話し手は、日本史学研究室の吉田拓矢さんです。
当日会場に出向くことができない方のために、イベント後のオンライン視聴参加の機会も設けられます。

▽日時・場所等
 日時: 2025年7月26日(土) 15:00〜16:30

 場所: 紀伊國屋書店札幌本店 sapporo55ビル インナーガーデン1階(北5西5)
 ※イベント終了後のオンライン視聴あり
 定員: 70名 参加費無料(要申込・先着順)
 主催: 北海道大学大学院文学研究院・人文学カフェ企画ワーキンググループ

▽話し手
 吉田 拓矢(よしだ たくや)さん
 北海道大学 大学院文学研究院 日本史学研究室 講師
 [日本古代史、天文暦算史]

▽お話の概要
日本の現行のこよみは、1 年 365 日を基本とする太陽暦です。1873年の明治改暦から現在に至るまで約 150 年、私たちは太陽暦のもとで暮らしています。これに対して、古代より明治改暦までのこよみは、月の満ち欠けと太陽の年周運動とを基準に日付を決める、太陰太陽暦でした。つまり、かつては月と太陽の運動を推算できる専門家にしか、カレンダーを製作することはできなかったのです。

このような背景から、古代より朝廷には暦博士(れきはかせ)という専門職がおかれ、カレンダーを毎年製作していました。カレンダーにはさまざまな天文現象も載せられていましたが、なかでもとりわけ難しかったのが、日食の予測です。これに頭を悩ませ、「夜食」なるものまで創り出してしまった暦博士たちを主人公に、いにしえのカレンダーづくりの現場をご紹介します。

▽お申込み
2種類の申込方法があります。いずれかをお選びください。
申込締切: 2025年7月25日(金)12時

▽当日会場参加(先着順)
 会場参加申込フォーム
※会場で参加される方には、イベント終了後に事後視聴のご案内をいたしますので、オンライン事後視聴の申込は不要です。
※申込が定員に達した場合は、事後視聴をご案内します。

▽オンライン事後視聴のご案内
当日は、会場の都合により同時配信ができません。遠方在住の方や、当日都合により参加できない方は、事後視聴にてご参加ください。
 事後視聴申込フォーム

▽お問い合わせ
北海道大学大学院文学研究院 研究推進室
Tel: 011-706-4083 Email: kenkyu@let.hokudai.ac.jp

主催
北海道大学 大学院文学研究院・人文学カフェ企画ワーキンググループ
詳しくは、こちらをご覧ください。