
北海道大学は、起源とする1876 年の札幌農学校の開校以来、その自由な学風の中で多くの「個性的な強み」を培い、かつ、総合大学としてこれらの「強み」を有機的に結合することによって発展を遂げてきました。これらの「強み」は、北海道の風土や地理的特性を基盤とし、社会・産業とともに発展してきたものが少なくありません。
札幌農学校の開校から約150年の間、社会の構造や制度は大きく変化し続けており、その変化によって生じた様々な課題への対応に誰もが苦慮しています。それは、各地域においても例外ではなく、自治体単独では解決が困難な課題も山積されています。
人口減少社会において、持続可能な社会を形成するためには、山積される課題と向き合い、1つずつ解決していくとともに、新たな社会を作り上げていくことが必要であり、広大なキャンパスと多様な先端的知識に基づき、社会と一体となって持続可能な社会の形成を目指すことは、北海道の地とともに約150年の歩みを進めてきた本学にとって必然かつ当然の責務です。
この姿勢を明確にするとともに、地域と連携して様々な課題の解決に取り組みながら、本学の大学としての総合力の向上を図り、もって北海道全体の発展に寄与するため、ここに「北海道大学・自治体連携フォーラム」を設立することとし、フォーラムの設立に当たり、「設立記念シンポジウム」を開催いたします。
【開催日時】
6月21日(土)14:00~18:30
【参加対象者】
自治体職員、北海道大学の教職員、学生
【会場】
北海道大学フード&メディカルイノベーション国際拠点1階多目的ホール
(札幌市北区北21条西11丁目)
【主催】
北海道大学広報・社会連携本部(社会連携部門)
北海道大学産学・地域協働推進機構(社会・地域創発本部)
【プログラム】
14:00~14:20 開会・挨拶
14:20~14:40 基調講演
演 題 自治体×北大による「北海道にふさわしい連携をめざして」
登壇者 北海道大学公共政策大学院 山崎 幹根 教授
14:40~15:20 対談①
演 題 斜里町×北大による「持続可能な観光まちづくり」
登壇者 斜里町長 山内 浩彰 氏・北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院 石黒 侑介 准教授
15:20~15:35 休憩
15:35~16:15 対談②
演 題 上士幌町×北大による「『まちの整体』の実践」
登壇者 上士幌町長 竹中 貢 氏・北海道大学大学院工学研究院 森 傑 教授
16:15~16:30 事務局説明・閉会挨拶
16:45~18:30 懇親会(情報交換・交流会)
【参加料】
14:00~16:30のシンポジウムのみ参加する場合は、無料。
16:45~18:30の懇親会まで参加する場合は、5,000円(予定)
【お申込み】
以下の申込フォームよりお申し込みください。
https://forms.gle/3Jtr353jBG3Lg7S29
申込期限:2025年6月16日(月)
※定員があるため、お早目にお申込みください。
【お問い合わせ】
北海道大学広報・社会連携本部 s-collab-dept@ops.hokudai.ac.jp
【北海道大学創基150周年記念事業】
北海道大学は2026年で150周年を迎えます。