総務課創基150周年記念事業準備事務室です。
創基150周年関連情報をお伝えする【準備事務室通信第7号】をお届けします。
■全体事業
○第64回全国七国立大学総合体育大会(七大戦)始まる!
創基149年目を迎える2025年、北海道大学が主管校となり全国七大学総合体育大会(七大戦:44競技)が開催されます。主要競技が6月中旬から北海道大学を主会場として行われます。
競技日程や協議結果は、下記サイトでご覧いただけます。
http://www.7univ-nanadaisen.jp/page/sports.html
○「こども本の森」完成イメージと正式名称を発表
2025年5月9日に、北海道大学(以下「本学」)、安藤忠雄建築研究所、札幌市が、「(仮称)こども本の森」の完成イメージを公開しました。
「こども本の森」とは、世界的建築家の安藤忠雄氏が、ご自身が設計・建築費を負担して自治体に寄贈しているこどものための図書施設で、本学で寄贈を受けて開設すること、運営には札幌市も参画し、札幌市と本学が協力することについて、2023年11月7日に三者で合意しています。
本発表会では、施設の外観と内観の完成イメージ(各1枚)が公開されるとともに、正式名称を「こども本の森 札幌・北大」とする方針も発表されました。
安藤氏からは、本建築のコンセプトが「自然との共生」であること、そして「こども本の森 札幌・北大」を育てていくのは、北海道の方々の力と想いであるとのお話がありました。
現在、2026年夏頃の開設を目指し、建築工事が進行中です。開設後は、本学構内に立地する特性を生かしながら、地域とともに育む「知の空間」として、こどもたちに親しまれる場となるよう取り組んでまいります。ふるさと納税制度を活用したみなさまからの温かいご支援をお待ちしております。
詳しくは、下記サイトでご覧いただけます。
https://www.scsk.jp/sp/scskfurusato/proj-0001/
○記念商品開発「日本酒造りプロジェクト」が始動
学生融合型「日本酒造りプロジェクト」を開始します。製造する日本酒は、2024 年度に学生から公募した日本酒のネーミング・ラベルデザインで大賞を受賞した「北の閃(ひらめ)き」です。
本プロジェクトでは、学部や学年の垣根を超え、日本酒造りに興味のある本学学生20 名が、本学の農場で行う米作りから日本清酒株式会社での醸造作業まで取り組みます。一連の作業に関わることで、普段の授業や実習とは異なる新たな学びを得るだけでなく、2026 年に迎える創基150周年という節目に向け、自身が過ごすキャンパスへの思いを育むとともに学生間の機運醸成を図ります。
「北の閃(ひらめ)き」は、北方生物圏フィールド科学センター 生物生産研究農場で生産する酒造好適米「きたしずく」を100%使用した日本酒として、2025年に製造し、2026年3月下旬の販売を目指します。
5月26日に実施した田植えの様子は、下記サイトでご覧いただけます。
・北海道大学リサーチタイムス
https://www.hokudai.ac.jp/researchtimes/2025/05/150-1.html
・北大大機構広報チームnote
https://note.com/hufish/n/nd4197a4af1e3
■部局・同窓会等記念事業
○一般社団法人札幌農学同窓会①「母校創基150周年記念プロジェクトチームの取組」
2026年の北大創基150周年に向けて、大学全体が記念誌発行など様々な取り組みを進めている中、農学部にとっても150周年、札幌農学同窓会にとっては139周年となることから、この事業に農学部と農学同窓会らしい形で貢献しようという機運が高まっています。この事業は、同窓会の会員が札幌農学校時代以来の150年から学び、未来につなげていくためのものでもあります。
同窓会では、「母校創基150周年記念プロジェクトチーム」を発足し、いずれも150周年関連事業である、1)同窓会が大学文書館、総合博物館等の協力で進めている「お宝発掘発信プロジェクト」(農学部と同窓会に眠っていた札幌農学校に関わる歴史的資料の発掘・保存・整理・発信)、2)北大事業として農学部が中心に進めている「エルムの森プロジェクト」(構内最古の建築物である旧昆虫学及養蚕学教室を改修し北海道ワイン教育研究センターとして整備)、3)一般社団法人「新渡戸遠友リビングラボ」や同窓会などが進めている「新渡戸遠友リビングラボ建設・運営プロジェクト、4)農学部中央棟時計塔の鐘の音を復活させる「エルムの鐘プロジェクト」―の4プロジェクトを中心に取り組んでいます。
詳しくは、一般社団法人札幌農学同窓会サイト(2025 年度事業計画書「北大創基 150 周年記念関連事業検討プロジェクト」の推進)でご覧いただけます。
○一般社団法人札幌農学同窓会② 「クラークブックス新渡戸ブックレット1発刊」
一般社団法人札幌農学同窓会より、創基150周年の事業に連携し市民社会との情報共有や協働を願って「クラークブックス」ブックレットの最新刊が発刊されました。
2023年6月に第一号として本学横田篤理事・副学長による講演を基に編集した「北海道大学発展の歴史とSDGs(エルムブックレット1)」が発刊されており、このたび2025年3月に、第二号「今なぜ新渡戸稲造か 危機を突破する〈利他の精神〉(新渡戸ブックレット1)」が発刊されました。
ブックレットは、札幌市時計台での講演を中心に扱う「時計台ブックレット」、新渡戸稲造関係の講演を中心に扱う「新渡戸ブックレット」、その他の農業・農学および北海道大学の研究・教育活動全般に関わる内容を扱う「エルムブックレット」の三種で、適宜発行されています。
詳しくは、下記サイトでご覧いただけます。
https://www.alumni-sapporo.or.jp/news/?y=2023
○法学部同窓会事務局
「第4回北海道大学法学部同窓会賞受賞式の開催」
2025年3月25日(火)、法学部棟2階小会議室において、表記の授賞式が挙行されました。
同窓会賞は、在学生支援の一環として、学業又は芸術・文化・スポーツ・各種競技大会などの課外活動において、顕著な成績、実績などを収めた在学生(クラーク賞受賞者を除く)、在学生サークル等団体を表彰するもので、2021年度から行われ、本年で4回目となりました。受賞者の選考は、法学研究科長・法学部長に依頼し、法学部内の審議・調整等を経た選考結果を踏まえて決定しています。
今年は、個人の部では、同日午前に学位授与式を終えた、小川奈々さんと南茄奈さん、団体の部では、国内外の模擬国際商事仲裁大会で活躍している「北海道大学法学部ムートゼミ」が選定されました。
受賞者には藤田美津夫同窓会長から表彰状と副賞がそれぞれ授与され、佐々木雅寿法学研究科長・法学部長から受賞者に花向けと激励のお言葉を頂きました。
受賞者からは、受賞したことの感動と感謝、それぞれの進む道への抱負がスピーチされ、若き才媛と俊英の姿に、主催者側も感動とエネルギーを頂けた授賞式となりました。
■大学文書館報告
○(その7-1)「松本篤二氏旧蔵の中谷宇吉郎書画の公開を開始」
2024年9月、名古屋大学未来社会創造機構の松本健郎教授から御尊父松本篤二氏(本学理学部物理学科1952年卒業)旧蔵の書画をご寄贈いただきました。大学文書館では、2025年5月から閲覧室展示コーナーにて公開しています。書画は、篤二氏が薫陶を受けた中谷宇吉郎によるキキョウの墨画に、1942年に物理学者湯川秀樹が二度目に本学を訪れた際にあかだも(エルム)の木立を見て詠んだ自作の短歌「あかだもの 葉末ゆすりて 吹く風の 涼しき夏に またあへるかな」を添え書きしています。
※お詫びと訂正(2025年6月4日)
6月3日付で掲載した上記記事「■大学文書館報告(その7-1)」の中で、以下の記述に誤りがありました。
【誤】「書画は、篤二氏の恩師中谷宇吉郎が描いたキキョウの墨画に」
【正】「書画は、篤二氏が薫陶を受けた中谷宇吉郎によるキキョウの墨画に」
関係者の皆様および読者の皆様にご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
○(その7-2)「旧農学教室、農学部本館の建物模型の展示を開始」
大学文書館では、2025年5月から1階展示ホールにおいて、札幌農学校農学教室の模型(縮尺1/40)と、北海道帝国大学農学部本館の模型(縮尺1/40)を展示しています。以前は総合博物館で展示されていたものです。農学部の新旧建物の比較を楽しんでいただければ幸いです。
大学文書館開館日・休館日は、下記サイトでご覧いただけます。
https://www.hokudai.ac.jp/bunsyo/index.html
■150周年記念募金にご協力を!
2023年3月から周年募金活動を開始しています。
これまで、多くの方からご支援をいただきました。ありがとうございます。
記念募金サイトに掲載のとおり、目標額にはまだまだ到達していない状況です。
継続的支援もよろしくお願いします。
創基150周年記念募金サイト
https://www.hokudai.ac.jp/fund/
【給与口座からの引き落とし】も可能です。
「一括」「毎月定額」の2種類があります。
北大フロンティア基金サイト「教職員からの寄附」
https://www.hokudai.ac.jp/fund/howto-staff/
発行:北海道大学総務企画部総務課
創基150周年記念事業準備事務室
☆創基150周年記念事業特設サイト
☆https://150th.hokudai.ac.jp/
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